さようなら江差線 ほっとバス、営業運転最終列車に乗車するツアー発売
またひとつ、鉄路が姿を消す。5月11日の営業運転を最後に、JR北海道・江差線の木古内―江差間が廃線となる。北海道オプショナルツアーズ(ほっとバス)はこの最終列車に乗車するバスツアーを設定。最後の雄姿に「ありがとう」を告げる機会を提供する。初日の5月11日は、さっぽろテレビ塔を6時40分に出発、渡島鶴岡駅で沿線の名物である寺の境内を横切る列車「122D」を見学。木古内駅では「さよなら江差号」の出発とセレモニー、湯ノ岱駅では「124D」と「江差号」の列車交換、天ノ川駅付近では「4177D」の通過を眺める。ここではグッズの購入も可能。
再び木古内駅に戻り、夕食を自由にとった後は、20時45分、いよいよ最終列車「132D」に乗車し、廃止区間をラストラン。混雑が予想されるが、それも貴重な体験になる。江差駅に到着後、回送列車の見送ってお別れとなる。その後、帰路に着き、札幌には早朝5時ごろに到着する。
料金は1万1900円。詳しくはほっとバスウェブサイト(http://www.hotbus.co.jp/index.php)へ。