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三陸鉄道が4月6日に全線で運行再開 大吉駅長ら祝う/岩手

三陸鉄道が4月6日に全線で運行再開 大吉駅長ら祝う/岩手
岩手県の三陸鉄道が4月6日に全線で運行を再開する。東日本大震災で駅舎や線路が流失し甚大な被害を受けてから3年あまり。その復興していく姿は、昨年放送されたNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に登場する北三陸鉄道(通称:きたてつ)のモデルにもなった。6日の全通再開記念イベントには、あまちゃんの出演者も駆けつける。三陸鉄道は、日本初の第三セクター鉄道として1984年に開業した。宮古駅から久慈駅までの71キロメートルを結ぶ北リアス線と、大船渡市の盛駅から釜石駅までの36.6キロメートルを結ぶ南リアス線の2区間で営業している。北リアス線は震災から5日後の2011年3月16日に、被害が少なかった久慈駅―陸中野田駅間で災害復興支援列車を無料で運行を再開し、あまちゃんにもその様は描かれた。 6日の全通再開記念イベントには、あまちゃんで大吉駅長を演じた杉本哲太さんと吉田副駅長を演じた荒川良々さんが登場。久慈駅から宮古駅間を運行する特別列車「北三陸満喫号」に乗り込む。すでに列車の乗客公募は終了しているが、久慈駅では駅前賑わい市、餅まきなどのイベントを開催し、特別列車出発前の10時30分には「つながるんだるま」開眼式を行う。 なお、あまちゃんで話題になった「お座敷列車」は4月26日から運転。今年は全線再開を記念して新型のお座敷列車も登場する。
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