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異業種とのコラボ 全旅連青年部、ホテレスショーでサミット

異業種とのコラボ 全旅連青年部、ホテレスショーでサミット
全旅連青年部(山口敦史部長=山形県天童温泉・ほほえみの宿滝の湯)はこのほど、東京ビッグサイトで開かれていたホテル・レストランショーのイベントステージで今年度3回目となる県部長サミットを開いた。都道府県の青年部長を主な対象とした勉強会で、青年部本部がどのような活動をしているかを知ってもらい、情報を地域にフィードバックしてもらうのが目的。今回はホテル・レストランショー出展企業による商品説明会(財務委員会担当)、「旅館改善劇場 旅沢直樹」(旅館アカデミー委員会担当)、「コラボが生む新たな可能性」(異業種コラボ事業委員会担当)などが行われた。 旅館ホテルと異業種とのコラボレーションの動きや可能性を紹介したセッションには、パネリストとして東急ハンズ、資生堂、吉本興業、ぐるなびの企画担当者らが参加。いずれも地域や旅館の若旦那とのコラボレーションが生み出すビジネスに関心を寄せた。 「コラボが生む新たな可能性」をテーマに議論 東急ハンズでは地域の特産品フェアに手ごたえを感じているほか、旅館ホテルに収蔵、放置されたままのモノが特定のマニアにとって高い商品価値を持っている可能性を指摘。「そうしたモノをフェアの形で東急ハンズで販売できれば面白い」などと話した。吉本興業は地域や旅館でのイベント開催などに、旅館専門の相談窓口を設置していることを紹介した。 また、資生堂からの参加者は「店舗に物を買いにきた人にしかアプローチできないのが化粧品メーカーの課題。旅館ホテルはコトを買いに来ている人に、どうアプローチするかという視点を持つことが課題」などと指摘し、両者の連携がビジネスチャンスにつながるとの見方を示した。
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