【夫婦の日本史(51)】「貴種」を誇った妻と将軍家の血 渡部裕明
徳川秀忠と浅井江(あざい・ごう)のカップルほど、エピソードに満ちた夫婦はいない。秀忠は気の強い江に手を焼いて、妾腹(しょうふく)の保科正之を養子に出さざるを得なかった。さらに江が三男の国松(松平忠長)を特別にかわいがって、嫡男・家光の乳母、春日局と対立した話も有名だ。
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