今年は島へ行こう アート、瀬戸内海―小豆島の魅力再発見/香川
香川県・小豆島の観光施設や旅館ホテル関係者で組織する新風会(永井順也会長=オリーブ園)はこのほど、大阪市中央区の御堂筋カンファレンスセンターで「小豆島魅力再発見プロジェクト」と題した説明会を開いた。旅行会社ら90人が参加した。小豆島観光協会の塩田幸雄会長(小豆島町長)は「近年、瀬戸内海の多島美が評価されているなか今年、瀬戸内海国立公園指定80周年を迎える」と述べ、瀬戸内海や小豆島の魅力を語った。
また昨年、大好評だった瀬戸内国際芸術祭2013のオブジェは閉幕後も引き続いて公開展示されていることを紹介。「アート小豆島14としてオブジェを見ていただき、次回16年に開催される瀬戸内国際芸術祭まで芸術の火を灯し続けたい」と話した。
また今春から相次いで全国上映される実写版の映画「魔女の宅急便」や「瀬戸内海賊物語」にまつわる話にも触れて、ロケ地マップなどを作成して島内を周遊できることも報告した。
このほか島内70店以上が参加するスタンプラリー「小豆島サンクスフェスタ」など小豆島観光の最新情報を伝えた。サンクスフェスタは4月1日―9月30日までの180日間行われ、10個のスタンプを集めて応募すると抽選でプレゼントがもらえるというイベントだ。
さらに今春よりマスコミや旅行会社が無料で使えるフォトライブラリーの準備を進めていることも明らかにし、利用を呼びかけた。