【書評】『震災考 2011.3-2014.2』赤坂憲雄著
そんな正直すぎる告白から、この本は始まる。震災からの3年間に、新聞や雑誌などのメディアに発表した長短さまざまの文章が、時系列に並べられている。長く東北をフィールドにしてきた民俗学者が、被災地を歩きながら、何を考え、何を語ってきたのか、その軌跡をたどることができる。
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