日本の旅行をもっと面白くする

  • 掲載記事数: 173415件
Home > その他 > 【書評】『震災裁判傍聴記 3・11で罪を犯したバカヤローたち』長嶺超輝著

【書評】『震災裁判傍聴記 3・11で罪を犯したバカヤローたち』長嶺超輝著

【書評】『震災裁判傍聴記 3・11で罪を犯したバカヤローたち』長嶺超輝著
 傍聴席には被告人の家族を除くと著者ひとりだけ、という法廷も多かったという。「東日本大震災に付け込んだ犯罪」の被害と実態(その大半は盗みや詐欺などだ)を取材するため、被災地の裁判所に通いつめ、各地の地裁にも出向いた。そこで、凶悪な殺人犯の裁判でもめったに聞かれない非難の言葉を次々に耳にした。「人間として、絶対にやってはいけない罪」「人として許されない犯行」…。震災から3年。これまでほとんど報じられなかった現実の一端に「そろそろ触れてもいい頃だと思う」と、著者は本書で18の事件、人間模様を示し、問題提起している。
この記事の続きをよむ

最新の旅行ニュースをお届け!