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愛媛松山・新たなツーリズムを創造(1) 新ゴールデンルートに

愛媛松山・新たなツーリズムを創造(1) 新ゴールデンルートに
2014年は瀬戸内海国立公園指定80周年、道後温泉本館改築120周年、四国八十八カ所霊場開創1200年を迎える。愛媛県松山市ではこれを好機と捉え、瀬戸内海、道後温泉、四国霊場にスポットを当てた資源開発と旅行商品化にチャレンジし、新規顧客獲得を目指す。また、これまで新たな観光戦略として「瀬戸内・松山」構想を掲げ、西日本に新たなスタイルの旅を創出してきたが、昨年11月に国が京都―広島―松山ルートを「新ゴールデンルート」として発表、同ルートへの集客の期待が高まる。松山市の取り組みを紹介したい。国が認定 山陽・松山を周遊 新ゴールデンルート「京都―広島―松山」は昨年11月に観光庁が主催した国内最大の訪日旅行商談会「VISIT JAPANトラベルマート2013」で打ち出された。 商談会には海外バイヤー304社(21カ国・地域)、海外メディア13社(10カ国・地域)が参加するなか、訪日旅行商品の9モデルコースの1つとして紹介され、広く定着している東京―京都―大阪のゴールデンルートに並び全国で唯一、京都―広島―松山が「新ゴールデンルート」と名付けられた。 松山市ではこれまで、宮島・広島・呉・松山を結ぶルートを「瀬戸内海道1号線」と命名し、「瀬戸内はいくるーず」と名付けた高速船やフェリーを活用した海上ルートの商品開発を行ってきた。今回、このルートが「新ゴールデンルート」に認められたことで事実上、山陽・松山を周遊するルートが国策として位置付けられたことになる。 →愛媛松山・新たなツーリズムを創造(2) JR西日本が「松山広島割引きっぷ」に続く 1 | 2 | 3 | 4
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