中高校の定期試験、ネット販売 情報公開請求で入手、複写 都「遺憾だ」
各地の公立中学、高校の定期テスト問題がインターネット上で販売されていることが14日、関係者への取材で分かった。自治体が情報公開請求に基づき開示していた。取材に応じた学習塾経営者の男性の説明によると、昨年以降、知人に依頼して公開請求しテスト問題を取得。塾で販売しようとしたが、弁護士から「著作権法の面で問題ないものの批判を受けるかもしれない」と指摘され中止した。その後、米国にいる別の知人に無料で譲り、その知人がネット上のサイトで販売しているという。