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地旅で国際交流(4) そして地旅博覧会へ継承

地旅で国際交流(4) そして地旅博覧会へ継承
―今回から地旅博覧会を開催します。 私の中では15年前に着地型旅行の概念を発表してから主旨目的はまったく変わっていません。地域に生かされているから、地域の皆さんにご恩返しをする、そのためにANTA会員の皆さんの力をお借りする。全国の仲間が造っている着地型旅行商品の商談会を行っていきたいと考えています。国際色強め訪日客を誘致 特に今回は、現代の着地型旅行の流通にも共通点があるように感じる北前船、弁才船で伝播したハイヤ節の牛深ハイヤ、佐渡おけさを中心に観賞いただきます。全国のゆるキャラのイベント、今年100周年を迎える宝塚のOGのショー、マグロの解体ショーなどを行います。特に日中韓越(ベトナム)の芸能交流には注目ください。 これは、これからの地旅博覧会の試金石になる試みです。国内に限らず、インバウンドも着地型であり、海外からも大いに同志の皆さんと密なパイプラインを引き地元に誘客をする。これからの課題と認識しています。 ―国際色豊かになるんですね。 徐々に様変わりしていきます。そのためには海外の旅行業者をモニターツアーで日本に呼び込み、我々も訪問する相互交流をこれからさらに進めていきます。平和産業である我々の証しですし、本音で国際交流することによって平和の礎を築くことができるのではないでしょうか。それが旅行業の責務であり武器だと思います。 また2月9―11日の日程で、韓国からは第10回のフォーラムへチャーター機で145名が来日します。その折り返し便で和歌山の小学生60人をソウルに案内をし、韓国の子どもと交流会をします。一般の参加者を含め総勢140名で訪韓します。韓国の皆さんは滞在中関西の観光をし、11日にはフォーラムの式典に参加していただきます。こうした国際交流を地旅博覧会を機に広げていこうと思っています。 ―地旅博覧会の今後の開催予定は。 我々の組織を理解し、着地型旅行に対して熱い思いを持っている地域であれば、どこででもやります。次開催地は2月いっぱいアンケートをとり、3月に決めたいと思っています。大いに手を挙げていただければ幸いです。 (トラベルニュースat 14年1月25日号) →地旅で国際交流(1) 全旅・池田社長に"10年"を聞くに戻る 1 | 2 | 3 | 4
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