東南アジアで今も続く爆弾の恐怖、死傷者後を絶たず キッシンジャー氏が残した遺産
ヘンリー・キッシンジャー氏が米国の外交政策を東南アジアに持ち込んでから50年。同地は今も、11月29日に死去した元米国務長官が推し進めた爆撃や軍事作戦の後遺症と共に生き続けている。
カンボジアでは、ベトナム戦争時代のじゅうたん爆撃による不発弾が今も残り、来る年も来る年も大人や子どもを殺し、重い障害を負わせている。それを演出したのがキッシンジャー氏とリチャード・ニクソン大統領(当時)だった。
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