丸紅がガソリン製造の事業化調査へモザンビーク開発支援、インフラ輸出戦略に弾み
安倍晋三首相が今月、日本の首相として初めて訪問し、エネルギー資源開発などでの経済支援を打ち出したアフリカ南部のモザンビークで、大手商社の丸紅が天然ガス由来のメタノールからガソリンを製造する大型プロジェクトの事業化調査に乗り出すことが29日分かった。丸紅がモザンビーク国営石油(ペトロモック)と覚書を結んだ。同事業では三菱ガス化学や三菱重工業の技術導入を想定しており、政府が戦略的に取り組んでいる官民連携によるアフリカへのインフラ輸出に弾みがつきそうだ。