【第30回土光杯】ニッポン放送杯「日本の素晴らしさを世界に」上智大学文学部1年 田代咲季さん
「異文化理解」「英語教育」「交換留学」。大学に入学してから、頻繁に耳にする言葉である。社会全体のグローバル化が進む中で、語学に堪能で、異文化に対する経験と知識を持つ若者が将来の日本を担う人材として重要視されている。しかし、現代の日本はグローバル化を急ぎ、海外のシステムを安易に採り入れようとする一方で、足元の自国の文化を軽視しているのではないだろうか。日本を強くすることができる人とは、自国の文化を理解し、それを生かせる人だと思う。