着地型旅行活性化会議への参加募る 2月に和歌山市で開催
販路の開拓や情報共有化を目指した「着地型旅行活性化会議」が2月10日、和歌山市内で開かれる。着地型旅行に取り組む旅行会社、大学研究機関、まちづくり関連の組織を対象に、着地型旅行の多様性と題したディスカッションなどを行う。現在参加者を募集している。会議は、愛知県扶桑町に本社があるツアー・ステーション(加藤広明社長)が企画した。同社は、犬山城の城下町観光など愛知県内を中心に多くの着地型旅行を手掛けている。観光立国が推進され、観光庁の施策であるニューツーリズムとしての着地型旅行のさらなる活性化、着地型旅行実践者の相互の交流につなげようと会議を開くことにした。
開催日の2月10日は、和歌山市で開かれる一般社団法人全国旅行業協会(ANTA)主催の国内観光活性化フォーラムと全旅主催の地旅博覧会の前日に当たる。そのため、全国各地の旅行会社などの参加を想定している。
会場は、和歌山県庁正門前の和歌山県民文化会館。13時から開始し、出席者によるこれまでの着地型旅行の取り組み、販売手法などの課題を報告し合いディスカッションする。18時30分からは会場を変えて懇親会も予定している。
加藤さんは「着地型旅行を実践する旅行会社、大学研究機関、観光協会が一堂に介し活動内容、課題などを話し合うことで、課題の解決、新たなる販路拡大、販売手法が見つかり、今後の展開に大きく寄与することと思います」とし、参加を呼びかけている。
参加費は500円。懇親会費は3500円。希望者には10日の宿泊をあっ旋する。希望申し込み、問い合わせはツアー・ステーション(info@tourstation.jp)へ。締め切りは1月22日。