【さらば「ジャンボ」B747】「最後はゆっくり見送ってやりたい」ベテラン整備士の惜別の思い
「ジャンボ」の愛称で親しまれたボーイング747型機(B747)が今年3月、日本の空から姿を消す。一度に500人以上の大量輸送を実現した2階建ての花形機種。航空ファンらの間で引退が惜しまれる中、「巨体」を支えてきた整備士からも惜別の声がもれる。「最後はゆっくりと見送ってやりたい」。国内で唯一、3機のジャンボを保有する全日空の伊藤鉄夫主席整備士(60)が苦楽を共にした“相棒”への思いを語った。