【話の肖像画】作家・童門冬二(86)(2)純文学に挫折して筆を折る
土浦航空隊には50メートルプールがあってね。真冬に氷のような水の中に15分間つけられる。熱いコークスの上を裸足で歩く修験者の荒行みたいなこともやったなぁ。よく上官に殴られもしたけれど、今も元気でいられるのは10代のころに“鍛えられた”おかげ(苦笑)。「健康の郵便貯金」をいま引き出している感じですかな。
日本の旅行をもっと面白くする