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「おんせん県」一色に 大分県、大阪で相次ぎイベント

「おんせん県」一色に 大分県、大阪で相次ぎイベント
大分県のおんせん県観光誘致協議会(西田陽一会長=ホテル白菊)はこのほど、旅行会社の商品造成担当者を対象に大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で情報発信会・観光商談会を開いた。冒頭、関西で放送された「おんせん県おおいた」のテレビコマーシャル22本を映した。同県が県外でテレビコマーシャルを流したのは、今回が初めて。 ツーリズムおおいたの堤俊一郎専務理事は「今日から3日間、大阪駅周辺で大分県の観光をはじめ農林水産物を売り込むイベントを展開する」と報告し、関西圏へのPRに力を入れていることを伝えた。 中津市軍師官兵衛推進室の濱田光国室長は、来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公・黒田官兵衛ゆかりの地である中津市に残る中津城や円応寺、西蓮寺などを紹介。官兵衛資料館の設置やまち歩きガイドで城下町散策に万全の体制をとって観光客を迎える準備を進めていると話した。 情報発信会で「官兵衛」をアピール 続いてツーリズムおおいたの生野敏博係長は、来年、大分県由布市水分峠と阿蘇一の宮地区を結ぶやまなみハイウェイが開通50周年を迎えることを強調。ハイウェイ沿線は雄大な山の眺望が楽しめ、九州を代表する温泉が点在していることを訴えた。次いで大分県の自然と神仏、アート、アクティビティ、食など魅力ある素材についても説明した。 このあと中津市や宇佐市、豊後高田市など13市町村が、それぞれ地域が誇る観光素材をアピールし、会場を移して観光商談会に移った。 同協議会では翌日から2日間、JR大阪駅南ゲート広場で「『おんせん県』を楽しもう!」をテーマにしたイベントを実施。クイズ大会やお笑い観光ライブのほか、工芸品やグルメ、おんせん県体感コーナーなどで多くの人で賑わった。阪急や阪神百貨店ではおおいたフェア、ホテルグランヴィア大阪ではレストランフェア、大丸梅田店では旅スタイルコレクション、北新地のバーではカクテルの提供など2日間、大阪駅周辺は「おんせん県」一色になった。 さらに、関西在住の県出身者や旅行会社を招いた「観光と食の夕べ」も開催。広瀬勝貞知事をはじめ市長、町長らがわが町の魅力をトップセールスした。来賓あいさつで、大分県出身の大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭は「関西でカボス(大分県特産)を流行らせます」。 観光と食の夕べ
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