【COP19】自主的な削減目標、15年提出で合意 曖昧内容…成否握る中国
ポーランドで開かれていた国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)は23日(日本時間24日未明)、2020年以降の新たな温室効果ガス排出削減の枠組み作りで、15年3月末までの早期に各国が自主的な削減目標などを示すことに合意し、閉幕した。先進国と途上国の対立の末に合意文書は曖昧な内容となり、温暖化対策が後退する恐れもある。今後、世界最大の排出国・中国に歯止めをかけられるかが新枠組みの成否の鍵を握る。