地域素材生かした新ブランド「スワンセ」 鳥取市
鳥取市内産品のブランド化に取り組むシセイ堂デザインの濱岡浩之さん、對野孝史さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、新ブランド「スワンセ」を紹介した。スワンセは、デザイナーやマーケティングプランナーら県内外の専門家を集め検討し2012年に立ち上がった。ネーミングは、鳥取の名の由来である白鳥伝説にちなむ。今のところ、市内農家が手つみした赤しそを使ったシロップ、鳥取名産・砂丘ラッキョウのピクルスなど3種類4品目をラインナップする。
對野さんは「赤しそは休耕田に植わったもので、そのしそを活用することで生産者が潤うことになります」と、ブランドづくりによる地域の活性化を目指す。
近い将来には、市内の製造業や生産者100社と組んで100品目、10億円市場にまで引っぱり上げたいという。その結果、雇用が生まれることにもつながるとみる。
對野さんは「次代にも根づく商品開発ができれば」と話し、濱岡さんは「販路もどんどん開拓していきたい」と意気込んだ。
鳥取市の皆さん