日展書道、入選者を会派ごとに調整 「全体を考え」「長年の慣行」
日本美術界で最大規模の公募展である日展「書」の篆刻部門審査で、入選数を会派ごとの過去の実績を踏まえて事前調整する慣行があることが30日、関係者の証言で分かった。誰でも応募できて実力を試せることを特色とした公募展だが、審査は各会派に配慮して行われており、日展審査の公正さも問われそうだ。
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