オーサカ・ゼンリョが「GOENツアー」 女性職員が企画
「地旅の次は、GOEN(ご縁)ツアーです♪」―。オーサカ・ゼンリョ(吉村実社長)の事務局職員の女性2人が、男女の縁をとりもつツアーを企画した。昨年秋に実施した大阪の着地型旅行に続く第2弾。30―50代の独身男女の参加を現在募っている。企画したのは金田清美さんと水谷とも美さん。吉村社長から「婚活ツアーができないか」と打診されたが、婚活は「少し重たい」(金田さん)。ちょうどそのころ、ANTA大阪府支部の健康セミナーで講師を務めリハビリの専門家でダンスも教える足立和歌子さんに相談した。足立さんから「童心に返ってフォークダンスを踊るなんてどう?」と提案を受けた。
企画したお2人
そこから企画は一気に進んだ。童心に返るには舞台が大事と、廃校になった小学校を利用した兵庫県・淡路島の「のじまスコーラ」を軸に、パワースポットの伊弉諾(いざなぎ)神宮など淡路島を目的地に企画を練っていった。
ツアーは、クリスマスイブの前日。12月23日9時に大阪を出発し、のじまスコーラでイタリアンの昼食、吹き戻しの手づくり体験、酒蔵見学、クリスマスイルミネーションを実施中の淡路夢舞台に立ち寄り、19時30分ごろ大阪に戻ってくる。旅行代金は男性1万2千円、女性1万円。30―50代の独身男女30人を募集する。
足立さんも仕掛け人として同行。参加者の縁をとりもつそうだ。
金田さんは「業界内外を問わず、現在独身であればOKです。添乗員ですが、私もご縁に期待しています」とニッコリ。このツアーで参加者同士の縁が結ばれ「ハネムーンをうちで手配できれば」と話している。
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来年2月11日に和歌山市で開かれる「地旅博覧会」に合わせたツアーも企画した。博覧会参加後に湯の峰温泉に泊まる1泊2日のツアーで、熊野本宮大社と伊勢神宮をお参りする。旅行代金は2万3800円。
水谷さんは「ご利益たっぷりの南紀1周ツアーです」。ほかに、2月11日の日帰りツアー2本も企画、販売している。