「上毛かるた」著作権、群馬県に譲渡へ 文化協会「公に帰すべき」
「鶴舞う形の群馬県」「草津よいとこ薬の温泉(いでゆ)」・・・。群馬県民に広く親しまれ、大人になっても読み札を暗唱できる県出身者が多いことでも知られる「上毛かるた」。昭和22年の発行から今日まで、郷土かるたのさきがけともいわれる「上毛かるた」を守ってきた財団法人「群馬文化協会」(西片恭子理事長)が、著作権と商標権を群馬県に無償譲渡することを決めた。すでに県との協議が進められており、10月末にも正式に譲渡したい考えだ。