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急伸するクルーズ市場を関西の活性化に 関経連などがシンポジウム開催

急伸するクルーズ市場を関西の活性化に 関経連などがシンポジウム開催
アジアで急伸するクルーズ市場を関西の活性化につなげようと11月1日、大阪市中央区の大阪商工会議所・国際会議ホールでシンポジウムが開かれる。クルーズ振興で生じる経済波及効果やビジネスチャンスなど、関西全体でクルーズを盛り上げていく戦略を政府の政策責任者やクルーズ船社の代表らが議論する。観光産業をはじめ広く参加を呼びかけている。シンポジウムは公益社団法人関西経済連合会、大阪港クルーズ客船誘致推進会議、神戸市客船誘致協議会が主催。アジアのクルーズ人口は年8%も伸び続ける高い成長が見込まれており、国の「日本再興戦略」でも訪日外国人旅客数増加の方策として大型クルーズ船に対する入国審査の迅速化や外国クルーズ船社に対応するワンストップ窓口の周知を図っている。関西においてもその効果を最大化すべく、シンポジウムを企画した。 基調講演は、国土交通省港湾局産業港湾課長の高田昌行さんがクルーズ振興に向けた政府の取り組みを話すほか、昨年から日本発着の定期クルーズを実施しているカーニバルジャパン営業部長の児島得正さんが「関西のクルーズマーケットの可能性」について言及する。 パネルディスカッションは「関西のクルーズ産業の経済波及効果と企業のビジネスチャンス拡大」をテーマに、大阪府立大学大学院工学研究科長・工学部長の池田良穂さんがコーディネートする。パネリストは基調講演を行った児島さんに、JTB西日本営業担当部長の佐藤浩さん、We Love天神協議会事務局の仲野照美さん、トラベルニュース社の奥坊一広社長が加わり議論する。 シンポジウムは14時から17時まで。無料。終了後の立食式交流会は1人2千円。関経連地域連携部では「クルーズに関する質問やご相談を頂くまたとない機会ですので、ぜひご参加ください」と交流会を含めた参加を呼びかけている。 申し込みは、関経連のホームページから案内状をダウンロードし、FAX06-6441-0443で。10月23日締め切り。URLはhttp://www.kankeiren.or.jp/material/131101symposium.pdf
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