【原発汚染水】政府、対策費500億円投入を決定 五輪招致にも配慮
政府は3日、安倍晋三首相が本部長を務める原子力災害対策本部会議を開き、東京電力福島第1原発の汚染水漏洩(ろうえい)に対処するための基本方針と総合的対策を決定した。対策費は総額約500億円。うち平成25年度予備費から210億円を拠出し、原子炉周辺への地下水流入を防ぐ凍土壁設置を促進。汚染水から放射性物質を取り除く「多核種除去装置(アルプス)」も拡充する。
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