【次代への名言】幕末維新青春伝編(55)
「このうえは偏(ひとえ)に内乱を生まぬよう、また正義挽回の手段のほか他念御座なく千万苦心仕(つかまつ)り候」 元治(げんじ)元(1864)年も押し迫ろうとしていたころ、奇兵隊前総督の赤根武人は俗論(守旧)派が組織する藩政府と、その存続が風前の灯(ともしび)となっていた奇兵隊をはじめとする正義(改革)派との融和をはかるため奔走していた。
日本の旅行をもっと面白くする