おいでませ山口へ！　豪雨被害からの復旧、観光アピール

７月下旬の記録的な豪雨で山口市や萩市などが被害を受けた山口県は８月５日、「おいでませ山口へ！あんしんアピール」を発表した。被災地の復旧活動が進んだことをはじめ、主要観光地、宿泊地はほとんど被害がなくいつもどおりの観光ができることから、山本繁太郎県知事と県観光連盟の松村孝明会長の連名で作成した。山口県北部と島根県西部を襲った豪雨により現在、ＪＲ山口線の地福駅―益田駅間とＪＲ山陰線の益田駅―奈古駅間が不通になっている。不通区間は代替バスが運行しており、新山口駅から鳥取県の米子・鳥取駅を結ぶ特急スーパーおき号、新山口駅―津和野駅間を運転するＳＬやまぐち号は当面の間は運休する。道路では、国道３１５号線の山口市徳佐－萩市須佐間が通行止めだが、ほかの主要道路に関しては通行に支障はない。 交通、観光地の状況については県観光連盟のホームページで最新の状況を随時公開しているほか、県観光振興課のホームページでも主要観光地の状況を画像入りで紹介している。 アピールでは豪雨被害から復旧していることを強調し「全国の皆様が、本県へお越しくださることが、山口県の元気につながりますので、ぜひとも、おいでませ山口へ」と結んでいる。