観光庁など HPで富士山周辺の滞在プラン紹介
観光庁や日本観光振興協会が富士山周辺の滞在旅行プランの紹介をウェブサイトで始めた。世界文化遺産登録で夏期の登山者が前年の3割アップと人気が高まる富士山登山。ウェブサイトでは富士山登山に人気が集中することへの対策や、富士山人気を持続性のあるものにしようと、周辺地域からの富士山の眺望やトレイル、富士山を中心とする自然や信仰、文化、食などを絡めたツアーや滞在プログラムを紹介していく。
観光庁では、「まずは夏休みに富士山周辺で楽しむ参考にしてください」と利用を促している。
観光庁では7月に山梨県、静岡県、神奈川県の3つの地方自治体と環境省、大手旅行会社などと、「富士山周辺地域での持続的な滞在型観光促進に向けた協議会」を発足させ、世界遺産登録後の富士山観光での連携や情報発信のあり方を検討してきた。
今回、観光庁と日観協のウェブサイトで紹介しているのは平均11日間かかる富士山一周ロングトレイルや海から富士山の眺望を楽しむ駿河湾ミニクルーズ、富士川ラフティングやカナディアンカヌー、四輪バギー体験や酒蔵見学プランなど。
今後は協議会メンバーである富士登山オフィシャルサイト、山梨県、静岡県、神奈川県や、日本旅行業協会、全国旅行業協会、日本政府観光局のウェブサイトでも情報を発信していく。