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全旅、地旅博の成功期し和歌山で説明会

全旅、地旅博の成功期し和歌山で説明会
来年2月に「地旅博覧会in和歌山」を開催する全旅(池田孝昭社長)がこのほど、白浜温泉など和歌山県内3カ所で説明会を開いた。全国から1万人を集客するため、旅館や行政の関係者に特別企画の提案など受け入れ態勢の準備を要請した。地旅博覧会in和歌山は2014年2月11―13日に開く。11日は、全国旅行業協会主催の国内観光活性化フォーラムと和歌山市内で併催し、近世の日本の物流を支えた弁才船・北前船と日本の祭りをテーマにしたイベントを行う。全国から集客する1万人はいったんイベントに集結し、その後に和歌山県の着地型ツアーで県内各所へ向かう。 説明会は和歌山市、白浜町、那智勝浦町の3カ所で行い、それぞれ10―15人程度が参加。初日のイベントの概要、ツアーのモデルコースについて説明した。 池田社長は「来年は紀伊山地の霊場と参詣道が世界文化遺産に登録され10周年、我々ANTA会員による着地型旅行の研究会であるフォーラムも10回目を迎えます。それを記念して、地域を活性化しようというのが地旅博覧会の趣旨です」と話し、和歌山を好きになるリピーターを増やすのが目的だとし協力を呼びかけた。 また、同博を後援する和歌山県観光振興課の中島寛和副課長も3会場すべて同行し「和歌山県は来年の世界遺産、再来年の高野山開創1200年とビッグイベントが続きゴールデンイヤーと位置づけています。その先駆となる地旅博をぜひ成功させ、ANTA会員の皆様はもちろん一般の方々にアピールする貴重な機会になります」と話していた。 参加した自治体や観光協会からはイベントへの観光物販ブースの出展方法、着地型観光プログラムなどの情報提供について申し出があった。 池田社長は「私どもの全国10支店で数値目標を掲げて送客します。ぜひ、皆様とともに成功させたい」と意気込みを示した。
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