「がんの村」があぶりだす中国の環境破壊の実態 経済成長のしわ寄せ
中国東部・浙江省にある塢里村。かつては緑あふれる丘と肥沃(ひよく)な大地で知られた村だが、今では村人は自分たちのふるさとをこう呼ぶ。「がんの村」と。
村人の1人、フェン・シャオフェンさんは家にあった夫と息子の遺影を取材班に示しながら、「ここには住みたくないし、ここで夜、眠りたくない」と訴える。「夫は一家の大黒柱でした。夫が死んだとき、家の柱が折れたようでした。そして、息子も死にました」
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