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全旅、過去最高の配当に 今秋「地旅の宿ネットワーク」を発足

全旅、過去最高の配当に 今秋「地旅の宿ネットワーク」を発足
全旅(東京都中央区、池田孝昭社長)は6月18日、東京・品川プリンスホテルで株主総会を開いた。役員改選では池田社長を再任した。株主総会後に開いた懇親会には来賓として二階俊博・全国旅行業協会会長(衆院議員)らが出席し、全旅の堅調な業績に対し賛辞を送るとともに、一層の奮起に期待を込めた。 池田社長は懇親会のあいさつで、前期の業績が堅調に推移したことを報告し「過去最高の配当ができたことに、株主・会員各位、ご指導いただいた二階先生に心から感謝を申しあげます」と謝意を示した。 再任について「大きな責任を感じています。継続的に利益を出し、配当を続けることができるようしっかりやりたい」と気を引き締めた。 全旅では今回の株主総会で初めて社員2人を執行役員に登用する人事を行った。池田社長は「社員なくては事業の継承、利益の継続はできません。社員一丸でまい進したい」と決意を示した。 全旅では新規事業として10月に「地旅の宿ネットワーク」を立ち上げる。また、2013年2月10―13日に、和歌山県で地旅博覧会を開催。全国旅行業協会とも協力し、期間中に全国から和歌山県へ1万人の集客を目標にしている。 二階・ANTA会長は「ここで真剣にやらなければ、和歌山観光の今後はありません。送客側、受け入れ側のお互いが気合いを入れてやりましょう。観光立国、観光立県と簡単に言う人がいますが、一人ひとりが真剣にやらなければできません」と叱咤激励した。
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