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日観協の観光ポスターコンクール、グランプリは岩手DC

日観協の観光ポスターコンクール、グランプリは岩手DC
公益社団法人日本観光振興協会はこのほど、日本観光ポスターコンクールの入賞作品を発表した。グランプリにあたる国土交通大臣賞には、JRグループの「岩手デスティネーションキャンペーンポスター『東北で会おう。岩手で会おう。』」が選ばれた。応募総数は234作品。日本観光ポスターコンクールは1947年(昭和22年)から始まり、今回で61回目。2011年は震災の影響で中止し、2年ぶりに実施した。今回は、選考過程にオンライン投票を導入し消費者の視点を取り入れ、一次審査で52作品に絞り込まれた。作家の伊集院静さんや、JR九州の車体デザインで著名な水戸岡鋭治さん、グラフィックデザイナーの左合ひとみさんによる専門審査会で各賞を決めた。 国土交通大臣賞に選ばれた「東北で会おう。岩手で会おう。」は、中尊寺金色堂の階段に岩手県平泉町の80人が「光」と書いた書道作品を掲げたポスターや、雫石町の小岩井農場の485人がメッセージボードを掲げたものなど10枚組。「登場している地元の方々からのメッセージがストレートに伝わってきて心が熱くなった。出品作の中でも特に感動的な作品であり、文句なしのグランプリ」(左合さん)と全員が高く評価した。 総務大臣賞は、大分県豊後高田市観光協会「千年ロマンポスター『再開NIPPON』」。観光庁長官賞は、福岡県の公益財団法人久留米観光コンベンション国際交流協会「久留米観光ポスター『久留米物語』」。日本観光振興協会会長賞は、JR東日本「新幹線YEAR2012『MOVE YOUR HEART』」だった。 いずれの作品も人を効果的に配している作品で「豊後高田という町の魅力が写真の力で興味深く楽しく表現されている」(水戸岡さん)、「文章が非常によい。キャッチコピーがボディーコピーをフォローしている」(久留米=伊集院さん)などと評価されていた。 観光庁長官賞の久留米観光ポスター(上下とも) そのほか、消費者によるオンライン投票で1位だった青森・秋田県のブナの学校運営協議会の「世界自然遺産 白神山地」が東北応援賞に選ばれた。審査員特別賞は、おいでませ山口観光キャンペーン推進協議会「家族の絆をつなぐ夏の大冒険!ADVENTURE山口」、社団法人奈良市観光協会「ヤバいほど、好きよ。」、函館市観光コンベンション部ブランド推進課「『海街憧憬』夏・冬」の3点だった。 初めて実施したオンライン投票には約1万8千人が4万票を投じた。
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