OATA三役と意見交換 大阪直案会、定例会に招き実現
大阪直営案内所連絡協議会(大阪直案会、谷口昇幹事長)はこのほど、大阪市中央区の中央会館で定例会を開いた。協同組合大阪府旅行業協会(OATA)の三役に新しく就任した徳原昌株理事長(大阪国際旅行)、清水康市副理事長(三協マネジメント)、山根全勝専務理事(日本旅行企画)を招いて行われた。徳原理事長は冒頭「OATA設立時から受け入れの皆さんにはたいへんお世話になっている。設立の時から40年近く経っても、この思いは変わらない。これからも皆さんのお力を借りたい」と感謝の言葉を述べた。
そのあと統一クーポン事業を始めたいきさつなどを語り、OATAがいかに受け入れ施設と車の両輪で進んできたかを強調した。
また、組合員数は高齢化や後継者不足など自然減にはなっているものの「100社100会員、100億円以上の取り扱いは譲れない」とし、有力な組合員を確保する努力は惜しまないとした。
一般社団法人全旅協大阪府旅行業協会や株式会社全旅とも連携を保ちながら「業界の向上に向けて努力していきたい」と協力を求めた。
清水副理事長は「信用と保証のOATAクーポンは、先輩たちが伝統を築いてこられたもの。この点は引き継いでいきたい」、山根専務理事は「組合員と受け入れの皆さんから信頼を得られるような行動と将来を見据えた体制を作っていきたい」と抱負を述べた。
結びに徳原理事長は「今期は事業部が商品づくりに注力するなど、各担当部長が非常に前向きな取り組みを行っている」とし、「皆さんに1人でも多く送客できるよう最善の組織づくりを行っていく」と話した。
谷口幹事長は「お忙しいところ三役にお越しいただき感謝している。今後我々受け入れ側としては、できうる限りの応援をしたい」と述べた。
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大阪直案会ではこのほどパソコン教室も開講した。日常的にパソコンを使った業務が増える中、不慣れな会員のために企画した。会場の大阪市中央区にある大阪産業創造館パソコン実習室に20人が集まった。
参加者は9時30分から17時まで熱心に学び、写真入りのA4サイズの企画書をワードソフトで作成した。
参加者は「これで簡単な企画書ぐらいなら自分でも作ることができると自信が持てました」と話していた。