トワイライトEXP、四国へ(1) 特別運転のツアーに参加
大阪―札幌を結ぶ豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」が瀬戸大橋を渡り、四国へ上陸しました。瀬戸大橋の開通25周年を記念した特別運転です。4月11―12日にJR西日本や日本旅行、JR四国などが実施したもので、11日の山陽本線・岡山駅―予讃線・高松駅に乗車しました。瀬戸内海を渡る格別の旅
JR西日本・四国「トワイライトエクスプレス」
今や数少なくなった寝台列車の中でもトワイライトエクスプレスは別格の存在。普段は日本海沿いを走りますが、今回は瀬戸内海で、しかも昼行での運転です。12日の高松駅―東海道本線・大阪駅を含め、どちらも平日で旅行代金(11日=1万4800円)も決して安くないにもかかわらず、発売と同時に売り切れました。
いつもなら小学生の息子を連れて行くところですが、さすがに新学期が始まって間もない平日に学校を休ませるのは気がひけます。代わりに、鉄道写真が趣味の友人と、その友人でトワイライトエクスプレスを月4、5回も乗車することがあるという強者の3人での参加です。
1988年4月10日に鉄道併用橋として完成した瀬戸大橋は、これまで何度も列車で渡っていますが、トワイライトエクスプレスではもちろん初めて。岡山駅の乗車前から期待に胸が高鳴ります。岡山―高松間は快速「マリンライナー」では1時間ほど。それを今回は約3時間かけて行きます。これには理由があって、私たち参加者を十二分に満足させる演出なのでした。
その演出の前に、岡山駅を出発して昼食に特製弁当をいただきます。この特別列車を描いた弁当の包み紙も乗車の記念です。
(トラベルニュースat 13年5月10日号)
→トワイライトEXP、四国へ(2) 特別室スイートに大満足に続く
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