公害克服へ40年の戦いを上梓 大阪・西淀川患者会の会長、森脇君雄さん
大阪市西淀川区の大気汚染問題をめぐり、裁判で国や企業の法的責任を問い、環境再生に向けたまちづくりを進めてきた住民団体「西淀川公害患者と家族の会」の活動をまとめた「西淀川公害の40年-維持可能な環境都市をめざして」(ミネルヴァ書房)が3月に出版された。監修に加わった森脇君雄会長(77)は「大気汚染は目に見えないが続いている。著作を公害運動に役立ててほしい」と話す。
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