「ビワイチ」協力を確認 滋賀県旅館組合青年部
滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(池見喜博部長=暖灯館きくのや)は3月11日、大津市の新近江別館で3月例会を開いた。定例会では池見部長が「次期部長として金子憲之さん(びわこ緑水亭)が内定しており、青年部の活動をさらに活発化してもらえると期待している」と述べ、次期金子体制への協力を求めた。
このあと滋賀県商工観光労働部観光交流局しがの魅力企画室主幹の森安弘さんが講演。森さんは現在同県が進めている観光ブランド「ビワイチ」について説明した。「ビワイチ」は観光地滋賀の認知度と評価の向上や観光客の拡大、魅力ある観光素材を組み合わせてテーマやストーリーで滋賀を周遊できる旅の提供を行うことが目的。
すでに「ビワイチ」に認定したツアーもできている。比叡山をまわるほか琵琶湖クルーズで竹生島、沖の白石、多景島、沖島の四島をめぐる「比叡山延暦寺と四島めぐり」、県内の有名花見スポットや観光名所をめぐる「湖上から見る海津大崎の桜と近江路」など7コースが紹介された。
意見交換会では「旅館組合と協力してコアな旅行商品の造成」や「県内の人が地元を誇れるものを旅行商品に」といった声があり、青年部も「ビワイチ」のコンセプトを理解し、協力していくことを確認しあった。