【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(170)疾風篇 国破(七)
「藩主父子と七卿の雪冤(せつえん)、また国是としての攘夷を嘆願する」として、長州藩の軍勢が御所(現在の京都御苑(ぎょえん)の範囲)に攻め入った「蛤御門(はまぐりごもん)の変」。いったい、御所近辺が戦場になるなどという凶事は、400年前の応仁の乱以来のことであった。
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