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羨ましいでしょうか-Northstar2013(2) インストラクターは300人

羨ましいでしょうか-Northstar2013(2) インストラクターは300人
さて、今宵も地ビール、白、赤と順調に堪能して、良い雰囲気でパソコンに向かっています。「顧客」と「ホスト」の関係 今日は、現地のスキースクールのことをレポートしてみたいと思います。ご存じの通り、アメリカはコンサルタントやインストラクター、トレーナーという個人の職業が確立している国です。一流の人は、チップも含めものすごい額の報酬を得ているようです。 で、我々もその一流のインストラクターに縁があって、あたかも旧友からちょっとアドバイスを受けているような感じでスキーのレッスンを1週間にわたって受けているという幸せな身です。ついつい忘れがちですが、現地のインストラクターたちが次々とやってきて、我々が親しくマイクと呼ぶ先生に向かって、緊張しながら、「Mr.Porter」とファミリーネームで呼びかけるのを聞くにつれ、私たちって本当にラッキーなんだなと思わされます。 我々が集合してゴンドラに乗る朝9時前後にも、スキースクールの集合場所で年齢別、クラス別に分かれた旗の下に集まる子どもたちがいっぱい。実際にゲレンデでも、スクールのユニフォームを着たインストラクターがマンツーマン、もしくは7、8人のグループを教えている姿をたくさん見かけます。ちなみにノーススターでは、常時250人程度、繁忙期には300人超のインストラクターがお揃いの青いジャケットを着ていて、そのうち5、6人がスーパーバイザーとして赤いジャケットを得意気に着ています。 Mr. Porter効果で我々が滑っていると赤ジャケットインストラクターを含むインストラクターが集まってきてマイクにあいさつをして、ついでに我々とも滑ってくれるのですが、彼らから教えられるのはスキーの技術だけではなく、まさに「顧客」と「ホスト」という関係であり、「生徒」と「先生」ではないということ。リフトの乗降時、リフトに乗っている間、ゲレンデを滑っている間、常に我々を楽しませようとしてくれていて、「教えてやる」という上から目線では決してありません。 スキー場がスキースクールを重要だと考えているということが良く分かるのは、何よりリフト乗り場で並んでいる時です。週末で乗り場に列ができていても、スキースクール優先搭乗の入口からリフトに乗ることができます。リフトの優先搭乗はスクールの生徒たちだけではなく、年間シーズンパスに加えて「優先搭乗チケット」を買うことが可能で、まさにお金に物を言わせるということがフツーにある、というのも何ともアメリカらしかったりもします。 ゴンドラ乗り場でリフト券をスキャンするスタッフ。シーズン券の場合はスキャンする端末にゲストの顔写真が表示され不正使用を阻止しているようです ついでに言うと、混雑しているときは必ず交通整理のお兄さんが立っていて、各方面からリフトへ向かう人を「あなたたち何人?」「あなたは?」と聞いて、リフトの定員通りに乗せるように人をさばきます。これは日本のスキー場でもぜひ見習ってほしい点です。 ふう、今日はずいぶん真面目にレポートしました。明日もまたスキー場のサービスについて書いてみようと思っています。では、おやすみなさい。
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