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【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(110)狂生篇 竜虎(四)

【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(110)狂生篇 竜虎(四)
 この時代、奈良茶飯(ならちゃめし)という名物料理があった。いり大豆や小豆、栗、くわいなどを具にして塩で味付けし、薄い煎茶(せんちゃ)で炊いたまぜごはんに濃いめのお茶をかけたもの。もとは、奈良の東大寺や興福寺で食されてきたが、江戸時代最大の火事「明暦(めいれき)の大火」(振袖(ふりそで)火事、1657年)直後、浅草の茶店(ちゃみせ)がこの奈良茶飯にみそ汁や煮豆などをそえた「一膳飯」として供していらい、「復興の味」として評判となり、一円に広がった。
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