【九州から原発が消えてよいのか】第4部(5)安全最優先に「純国産」の英断
昭和59年7月22日、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の2号機が、連続運転415日の世界記録を達成し、定期検査に入った。原発開発で米国や欧州に後れを取った日本。しかも首都・東京から遠く離れた地方の電力会社による快挙は内外の関係者を驚かせた。九電が世界有数の原発建設・運営技術の高さを誇る「原発優等生」の地歩を固める記念日ともなった。
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