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2つの"聖地"へ 吉野・大峯高野観光圏がHPとパンフ制作

2つの"聖地"へ 吉野・大峯高野観光圏がHPとパンフ制作
吉野大峯・高野観光圏のホームページと観光パンフレットがこのほど完成した。「神仏が宿る心のふるさと」をテーマに、吉野山と高野山の2つの"聖地"を核に滞在観光の魅力をアピールしている。吉野大峯・高野観光圏は、2011年4月に観光庁に認定され、奈良県の吉野町、黒滝村、天川村、五條市、野迫川村、和歌山県高野町の1市2町3村で構成している。桜の名所で修験道の聖地でもある吉野山と、弘法大師によって開かれた日本仏教の一大聖地である高野山を中心に、周辺のエリアを滞在地域として整備している。 ホームページは、地域に暮らす住民や季節ごとに感じる絶景、弘法大師ゆかりのスポットなどを紹介。また住民のブログとリンクし、旬の情報を発信している。URLは、http://yoshino-ohmine-koya.jp/。 パンフレットでは、弘法大師の足跡をはじめ写経や座禅などの体験、テーマを設けた周遊コースを取り上げている。2万部を作成し、東京の奈良まほろば館や奈良県、和歌山県の観光案内施設などで配布している。 同観光圏の事務局では2つの媒体を使って「吉野山から高野山へは、自動車で行けば2時間弱の近距離にあることは観光客の方々にあまり知られていない。二大聖地とともに周辺地域の情報を一元化することで、周遊ならびに滞在を促進したい」としている。
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