大阪・新世界で清掃ツアー JTBのCSR活動「地球いきいきプロジェクト」
JTBグループはこの秋、全国各地で「JTB地球いきいきプロジェクト」を実施した。「観光地をきれいに元気にする」CSR活動として27年間にわたり実施してきた観光地クリーンアップキャンペーンを、創立100周年を機に改称。JTB西日本では11月中に、京阪神3カ所で行った。クリーンアップキャンペーンは1985年から毎年実施し、これまで延べ13万人以上が参加した。観光地の美化や植樹、生態系調査など様々な活動が行われており、参加費無料のツアー参加者とJTB社員が共同で環境保全に取り組んでいる。
大阪では11月24日、JTB同様に今年まち開き100周年を迎えた新世界に76人が集まった。4つの区画に分かれて約1時間30分にわたって清掃した。大阪市内から参加した女性2人は、道路沿いの生垣で空き缶などを熱心に拾い集めていた。
熱心にゴミを拾い集める参加者
最終的に家庭用ポリ袋に約40杯分のゴミが集まった。その後、新世界名物の串カツの食べ歩きやまち歩き、同じく開業100周年の阪堺電車を貸し切った乗車体験なども行われた。
たくさんのゴミが集まった
JTB西日本大阪中央支店の小泉直樹さんは「25日に開かれる大阪マラソンのクリーンアップキャンペーンとも連動しています。我々が普段営業している法人からも参加いただいています」。JTBグループの社員も子ども連れなど家族で参加していた。
西日本では、京都の嵐山・嵯峨野エリアの清掃活動に93人、神戸の六甲山の植樹活動に33人が参加した。