全旅が40周年(3) 観光交流による国交に役割大きく
二階会長も「今ほど観光交流が全面に出ないといけない時はありません。日中韓の関係がどれだけ苦しくとも観光交流は続けなければいけません」と話し、難しい時期にもかかわらず式典に出席した姜委員長に「会員を代表してお礼申し上げたい」と謝辞を述べた。二階会長「今ほど観光交流が全面に出ないといけない時はない」
二階会長からは姜委員長、李社長、錦湖アシアナグループの朴三求会長ら、麗水世界博覧会関係者へ感謝状が贈られた。姜委員長からも二階会長へ感謝状が贈られた。
旅館女将は、それぞれ震災時や豪雨時の宿泊客の安全確保や地域貢献、現況などを報告した。女将は「1人でも多くの送客を」と呼びかけ、池田社長は、復旧への取り組みと会員会社からの送客に応じたことに対して感謝状を女将に手渡した。
記念講演では作家の大下英治さんが、和歌山に伝わる地震後の津波の警戒と早期避難の重要性を説く「稲むらの火―濱口梧陵に学べ」を演題に話した。
懇親パーティーは藤間流の藤間広勢さん、舞勢さんが大和楽と長唄の演奏を行ったほか、全旅協の会員がメンバーのおやじバンド「全旅ハイパーフレンズ」によるなつかしのメロディー演奏で盛り上がった。
(トラベルニュースat 12年11月10日号)
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