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【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(31)修行篇 往復書簡(五)

【紅と白 高杉晋作伝】関厚夫(31)修行篇 往復書簡(五)
「さて、このあとどう続けましょうか」 筆を手にしていた玄瑞は、まわりを見わたした。晋作に中谷正亮(しょうすけ)、飯田正伯(しょうはく)、尾寺新之丞(おでら・しんのじょう)の顔があった。いずれも、現在、江戸に出てきている松門(松下村塾生)。安政5(1858)年の師走(12月)11日のことだった。
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