【生活保護を問う】「生活費に使ってしまった」…就労支援、4割で実らず
生活保護の一種で、運転免許証など就労に必要な資格を得るために国が支給する「技能修得費」について、支出の約4割で受給者が資格取得を諦めるなど、就労に結びついていないことが19日、会計検査院の調査で分かった。雇用情勢の悪化という背景もあるが、受け取った金を流用したり、「なくした」と説明したりする受給者もいた。検査院は厚生労働省に対し、支給後の状況を細かく把握するなど有効活用するよう改善を求めた。
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