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砂漠を徒歩で横断、故国から出場できず――8千万人を代表する難民選手団の思い

砂漠を徒歩で横断、故国から出場できず――8千万人を代表する難民選手団の思い
東京オリンピック(五輪)の陸上男子5000メートルに出場する難民選手団のジャマル・モハメド選手は、号砲が鳴った瞬間、緊張感がかき消えるという。 「いつもそうなんだ」とモハメド選手は話す。「号砲が鳴ると緊張感が持続しない。ただ走ることと、みんなについていくことに集中する」 3日に行われる5000メートルに向けて着実に準備を進めてきたモハメド選手。しかし時には自分の過去を振り返り、現在の自分に思い...
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