航空機大型化で冬もひとっとび 島根県隠岐
島根県隠岐から、隠岐観光協会事務局長の角橋隼人さん、隠岐の島町観光課の齋藤英典さん、羽衣荘支配人の澤井拓郎さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。この冬、大阪直行便がこれまでの36席から74席へ大幅に増える。3人は航空機利用の冬の隠岐の商品化をアピールした。機材が大型化するのはJACの大阪・伊丹―隠岐便。1日1往復する。74席に増えたことで「団体のお客様の搭乗も可能になります」と角橋さん。冬の隠岐は、近海で獲れる隠岐ガニこと松葉ガニをはじめ、脂の乗ったブリやカワハギ、アワビと海産物が豊富。齋藤さんは「冬の味覚を前面にうたったツアーはいかがでしょうか。地酒もうまいのがそろっています」と胸を張る。
この秋予定されていた世界ジオパークネットワークへの認定が見送られた。角橋さんは「残念ですが、認められなかったわけではないので我々は延期とみています。情報発信の不足が見送り理由ということなので改善して再度チャレンジしたい」。澤井さんも「引き続き地元で盛り上がって取り組みたい」と話した。
隠岐の古典相撲を描いた映画「渾身」が来年1月から全国公開される。3人は「機材の大型化とともに、この冬は隠岐に注目してください」。
島根県隠岐の皆さん