業界浮上のカギ見出す じゃらん宿泊旅行調査から(1)
リクルート・じゃらんリサーチセンター(沢登次彦センター長)はこのほど、「じゃらん宿泊旅行調査2012」の結果を発表した。東日本大震災直後の1年間(2011年4月―12年3月)の宿泊旅行実施率は前年度比0.9%増の57.6%と微増となったが、延べ宿泊数は同2.8%減の約2億4千万人泊と続落。国内旅行市場の縮小は今回も歯止めがかからなかった。一方で、業界の課題だった若年層の旅行実施率が向上するなどプラス要素も。震災が市場に与えた影響を分析することで、今後の業界浮上のカギを見出せるか―。
(トラベルニュースat 12年9月10日号)
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