75年目のヒロシマ、原爆がたどった道を歩く
色あせたコンクリート製のスラブ(床版)が、熱帯の湿気を含んだ地面に埋め込まれている。ビーチキャビンの床程度の大きさしかないが、まさにこのスラブの上で、歴史が変わった。
出入り口の跡がはっきりと分かる。内壁のあった箇所や、より大きいガレージのような入り口につながる通路も一目瞭然だ。
私は出入り口から足を踏み入れ、内部を通ってガレージに抜ける。数歩の足取りだったが、ガイドの男性の説明でそれは途方も...
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