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好調な着地型商品は(2) 淡路島人形浄瑠璃・とっておき京都

好調な着地型商品は(2) 淡路島人形浄瑠璃・とっておき京都
京都市のツアーランド(岡田榮社長)は、歴史文化が豊かな関西を文化首都として売り出す官民連携の「はなやか関西」に連動して11月1日、淡路人形浄瑠璃の旅を実施する。はなやか関西は昨年からスタートし、毎年テーマを決めて関西を広域で連携、観光誘致や地域振興につなげようと取り組まれている。前年は、関西各地で生産栽培されている茶にスポット当て、今年は人形浄瑠璃をテーマとしている。 人形浄瑠璃は、今年10月に徳島県で人形芝居全国フェスティバルが開催されるほか、大阪市長が補助金を打ち切る意向を示し話題になった大阪の文楽、兵庫県淡路島など関西圏で盛ん。ツアーランドは国からの要請を受けて、今回ツアーを催行する。 ツアーは、人形浄瑠璃が専門の大阪市立大学・久堀裕朗さんが同行し解説する。淡路人形浄瑠璃資料館の見学や浄瑠璃体験、淡路人形座では公演にも参加する。 鳴門大橋が目前に見える道の駅での昼食代を含め、料金は1人9800円。岡田社長によると「まだ多少空きがある」とのことだ。 また、同社では10月から、非公開施設の見学や京都の食通も唸らせる食事を組み合わせた「とっておき"Cool Kyoto"ツアー」を始める。 日本画の巨匠・竹内栖鳳ゆかりのアトリエや邸宅を見学するほか、霞中庵では裏千家のランディー・チャネル宗榮教授のお手前でお茶会を行う。数多くの名画を生みながら一般客は立ち入れない松竹撮影所なども組み込んだ。 夕食も一見さんお断りの祇園の茶屋、予約が取りにくい料理屋などが選択できる。 京都発の1泊2日の着地型ツアーで、料金は1人5万円。京都のヘビーリピーターや法人需要などを見込む。すでに複数組から問い合わせも。 詳細は、ツアーランド 電話075―212―3070。 →好調な着地型商品は(1) 有田「はも・たち」に戻る 1 | 2
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