世界初のホームコンピューターをデザインする――新著で振り返る黎明期
コンピューターが世界各地のリビングに進出するはるか前、その置き場所は大学や研究機関、企業の本社に限られていた。それもそのはず、1960年代のメインフレーム(業務用大型コンピューター)は専用の部屋を容易に埋め尽くすほど巨大だった。
こうした状況はマイクロプロセッサーの発明で一変する。1971年、初の商用マイクロプロセッサー「インテル4004」が登場したのである。メーカーはようやく、顧客の自宅に収...
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